ざっくばらんなサッカー虎の巻

欧州サッカーオタクの兄と弟で個人的に思い入れのあるチームや選手を紹介すると同時に、サッカーに関するあらゆるトピックスを日々発信していきます。

トップ下について考える

皆さん、おはようございます。

今回は、サッカーのポジション。トップ下について考えをお話しさせていただきたいと思います。

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以前では主流というか誰もが憧れる主役のポジション。

選手で言えば、リケルメやジダン、ロベルト・バッジョなどのチームのエースが勤めていました。

ゲームの組み立てからフォワードへのラストパス、自らのミドルシュート。

そんな華のあるポジションは背番号10を背負う選手が多かったです。

 

しかし、現在のフットボールではそういった選手は少なくなり、トップ下というポジションを起用するチームは本当に数少なくなりました。

 

久保建英選手もインタビューで「トップ下は無くなりかけている」と語っていました。

 

トップ下の選手の特徴としては、

・テクニック   ◎ 

・守備力     ×

・他のポジション ×

 

このような選手が多いんですよね。

足元の技術はあるけど、サイドをやれるほどスピードは無い。

パスは上手いけど守備力が無い。

 

結局、トップ下しかできないに繋がってしまうんですよね。

現在ではダビド・アラバみたいにサイドバックやサイドハーフ、ボランチからセンターバックまでプレー可能な選手がいる中で、一つしかできないのは厳しいです。

 

そして、トップ下の欠点は守備の時の役割が少ないところです。

守備力のある選手がそこを担えば話は早いのですが、守備が不安な選手が多いので、ディフェンスのタスクを背負わせにくい。

 

リヴァプールの中盤3枚や1.5列のフィルミーノはビックリするくらい走りますし、守備への意識が物凄く高い。

 

こういった選手を比較してしまうと、エジルやハメス、コウチーニョなんかは守備の意識に波があるので監督も起用しづらい所かもしれません。

 

今後もナンバー10のプレースタイルの選手は息苦しい思いをすることになるかもしれませんね。

 

復活して欲しいですが。。。

 

私の気持ち

個人的にも少し寂しい気持ちがあります。

自分の間合いで勝負したり、華麗なパスやドリブルで魅了するプレーする姿に憧れを感じていた者なので。。

 

「あの選手を観たいからスタジアムへ行く」という人も多かったと思います。

ただ、サッカーが進化してく上で、衰退していくものもあるんですよね。

 

0トップが流行りましたけど、フォワードは復活を果たしました。

トップ下もまた復活する日を私は待っています。